スティーブ・マックィーンのお話

スティーブ・マックィーンは、小さい頃にTVの連続ドラマ「拳銃無宿」で見たのが最初でした。
アメリカのTVで「Wanted: Dead or Alive」という題名で1958年〜1961年まで放映されたものです。
賞金稼ぎのガンマンになって戦う姿がとっても格好良かったのを覚えています。
強くって、格好良くって、クールで良い兄貴って感じの人でした。
病みつきになって見ていたのを覚えています。

そのスティーブ・マックィーンが50歳という短い生涯を終えて早、20年近くたってしまいました。
同じ時代の好きなスターにアラン・ドロン、クリント・イーストウッド、ポール・ニューマンなどがいますが、マックィーンだけがこの世にいなくなってしまうなんて、神様っていうのは本当に不公平ですよね。
「パピヨン」「タワーリング・インフェルノ」と続き、これからマックィーンの渋さが光って来るというのに・・・。

スティーブ・マックィーンの好きな映画は、まず1番目に「ネバダ・スミス」、2番目は「大脱走」、そして3番目は「パピヨン」です。

「ネバダ・スミス」・・・16歳の時、強盗に両親を殺された復讐に燃え旅に出る。
その執念はすさまじく、復讐を重ねるうちに心がだんだんすさんでゆく・・・。
実在の西部の男ネバダ・スミスの若き日を描き、マックィーンがクールに演じて格好良いです。

「大脱走」・・・第二次世界大戦中のドイツで実際に遂行された集団脱走の史実に基づいて描かれる。
何と言ってもマックィーンが国境線をオートバイで疾走するシーンは映画史に残る名シーンだと思います。

「パピヨン」・・・胸にパピヨン(蝶)のイレズミした男、原作者シャリエールの数奇な半生を描く。
ひたすら自由を求めて脱走を繰り返し、ついには自由に身に・・・。
この映画のマックィーンも大好きです。

その他にも格好いい刑事役で派手なカー・アクションの「ブリット」、ミシェル・ルグランの素敵なテーマ曲とフェイ・ダナウェイとの絡みが楽しめた「華麗なる賭け」、それから黒澤明の「七人の侍」の西部劇版「荒野の七人」も大好きです。

「パピヨン」で自由に向かってあらゆる挑戦をした、死んでも死なないヒーローを演じたマックィーン・・・いつも遠くを見ていた彼の姿、その眼差しは、いつまでも僕の心に生きています・・・。
いついつまでも・・・。

Steve MaQueen (1930.03.24〜1980.11.07)

 

スティーブ・マックィーン・ベスト5

@ 大脱走
A ブリット
B 華麗なる賭け
C パピヨン
D ネバダ・スミス

「スティーブ・マックィーン・フィルモグラフィ」へ 「スティーブ・マックィーン・フィルモグラフィ」へ

「大好きな映画の部屋」へ戻る ページTOPへ  
inserted by FC2 system