イングリッド・バーグマンのお話

 

イングリッド・バーグマンは、スウェーデン生まれの典型的美人女優で、映画館では見たことはないのですが、たびたびTVで放映される「カサブランカ」や「誰がために鐘は鳴る」などを見て、すぐ好きになりました。
今ではビデオのおかげでたびたび彼女を見ては、見るごとにその美しさ、気品溢れる顔立ち、聡明そうな瞳にクラクラしています。

彼女の作品で好きな映画は、やっぱり1番目に「カサブランカ」、2番目は「ガス燈」、そして3番目は「追想」です。

「カサブランカ」・・・かつて愛し合っていた酒場の主人リックとイルザの二人・・・カサブランカで再会した二人は昔の愛が再び甦るが・・・・。
主人ハンフリー・ボガートと今、流れているテーマ曲の「時の過ぎゆくままに」のメロディーと、ボギーの名せりふ「君の瞳に乾杯!」で有名ですが、イングリッド・バーグマンあっての映画だと僕は確信しています。
この映画の彼女は、本当にため息がでるほど美しいです。

「ガス燈」・・・伯母の遺産を相続して結婚したポーラの新婚生活の身辺に奇妙な事が次々に起こり、発狂寸前にまでなっていく・・・。
犯人がポーラを追いつめていく心理的サスペンスは、さすがの一言で、この映画は最高のお勧めです。

「追想」・・・ロシア革命から逃れたロマノフ王朝の皇女アナスタシアに絡む恋と陰謀の物語。
この映画も彼女のキャラクターがあってからこそ、出来た映画だと思います。
最近作られてヒットしたアニメの「アナスタシア」・・・これは「追想」のアニメ版で、これを見た人は是非、「追想」も見てもらいたいです。

その他にもヘミングウェイ原作の「誰がために鐘は鳴る」や、ヒッチコック監督の「汚名」、「白い恐怖」、「オリエント急行殺人事件」などもお勧めの映画です。

余談ですが、彼女の娘である女優のイザベラ・ロッセリーニは、最近いろいろな映画に出演していますが、危ないような変わった役が多くて面白いけれど、ちょっと寂しい気がしています。
でも新作で、久々にまともな役?をやっているらしいのでちょっと安心ですが・・・。

Ingrid Bergman (1915.08.29〜1982.08.29)

 

イングリッド・バーグマン・ベスト5

@ カサブランカ
A ガス燈
B 追想
C 誰がために鐘は鳴る
D 汚名

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